細胞のスーパーパワー [心に響く言葉]
皆さま、おはようございます。
昨日は久しぶりに家にいたので、
以前ビデオに撮っていた、
「NHKスペシャル 人体ミクロの大冒険1」
という番組を再度見ました。
とても感動しましたので、
それをご紹介したいと思います。
↓内容は一部、抜粋しています。
-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
「60兆の細胞でつくられる私たち
それはひとつの小宇宙
つながり、まとまり、あなたをつくる」
成長をつづける私たちを内側から支える
細胞の秘密が今、明らかになってきています。
私たちはどのように育ち学び、
そして個性を育むのでしょうか？
最近、研究によって脳を作る神経細胞の秘密が
明らかになってきています。
私たちの学ぶ力を支える細胞たちの
知られざる戦略にせまります。
＜細胞、それはまるで自立している、ひとつの生きもの＞
第１回 あなたを創る！細胞のスーパーパワー
＊ミクロの世界をさぐる旅
番組の案内役は、IPS細胞の海の親、山中伸弥さん
そして、劇作家演出家、役者の野田秀樹さん
ゲストはヴァイオニリスト、葉加瀬太郎さん
まずは、
・細胞は戦略を持っている？
について、ダイエットに励んだお母さんから
生まれた子供はどうなるのか？
のお話で解説されています。
母親が妊娠の早い時期に、炭水化物の少ない食生活
をしていると生まれてくる子供への影響は大きく
子供は障害にわたって肥満になるリスクを抱えて
いることになるそうです。
実は、お母さんがダイエットに励んでいると
脂肪細胞に変化する割合が増えるのです。
赤ちゃんの細胞は、母親の栄養状態を母親から
メッセージとして感じ取ることができる。
そのメッセージにもとづいて、どの細胞になるか
を決めているのです。
お母さんが、栄養不足なのは、外の世界が食料不足
のせいに違いない。
脂肪細胞を増やして栄養をため込み飢餓を生き抜こう。
子供が太りやすくなったのは、お母さんのお腹の中で
細胞がそう判断した為だったのです。
細胞、１つ１つが周りを伺い、あなたを助ける。
実はこれ、あなたを作る６０兆の細胞達が日々行っています。
・わがままな細胞はいるのか？
残念ながら、年をとるとどんどん増えてきて
一番の典型例がガン細胞。
ガン細胞は元々、私たちの体の仲で一生懸命に
働いてくれていた、その細胞が、ある日突然
増えることだけで他の仕事をやらなくなってしまって
アンサンブルなんてどうでもいい、
自分だけが満足すればいい思い、がん細胞は増えて行く。
葉加瀬太郎さん曰く→ ６０兆の細胞の集合＝社会
という気がする。
人知れず働き、あなたを生かしている細胞、
その為に、細胞達はひたすら変化して行くのです。
・脳細胞
細胞達の中でも変化の激しい、
きわめつきともいえるのが、脳の神経細胞
その数は人間の場合８００億
８００億の神経細胞が作る森
私たちが何かを学ぼうとするとき
神経細胞が働きます。
脳っていうのは、
他の細胞に比べて１つ大きな特徴がある。
他の大部分の細胞は子供の時の細胞と今の細胞
は殆ど入れ替わっているが、脳の細胞は生まれた
時の細胞がほぼ残っている、そのままです。
ですから、子供の時にトレーニングされた、
トレーニングっていうのは脳の細胞同士が
回路を作る、手を結ぶその回路が子供の時に
形成されていて、それが今まで残っている。
小さい時にかなり作られてしまう。
・８ヶ月未満の赤ちゃんは、音の聞き分け
が正解率９４％
生まれたての赤ちゃんは神経細胞が活発に
動いている、ところが成長するにつれて
この動きは止まってしまい、新たな回路を
作るのは難しくなっていく、そうなると
同じ音を聞いても聞き分ける能力は
発達しません。
大人になるほど、活発な動きが止まり
新しい回路が作られなくなる。
しかしそれは、神経細胞があえて選んだ
戦略なのです。
ハーバード大学、ヘンシュ博士によれば
神経細胞はいつでも変化し続けようとする
性質をもっています。
でも、どうしてヘビの毒の様なものまで
使って神経細胞の動きを無理矢理とめるのか？
それこそ神経細胞の奥深い戦略なのです。
変化し続けることは、多くのエネルギーが必要で
その分、負担もおおきくなります。
そのダメージから身を守る為に、神経細胞たちは
自ら学ぶ期間を終わらせてしまうのです。
成長していく過程で、神経細胞たちは
活動を次々と止めていくのです。
まずは視覚、聴覚、体性感覚→運動、言語
→判断、計画（２０才で）
１０代のうちに殆どが止まってしまう。
でも諦めるのはまだ早い！
・細胞は次の一手を用意していた！！
人間には、特有の複雑な学習には
ミエリン化が関わってきます。
つまり、私たちの能力のほとんどは
ミエリン化のおかげなのです。
ミエリン化される場所は子供時代や青春時代
に何をしたかによって決まります。
そのため、その人ならではの能力を持つ様に
なるのです。
年を取ると、回路を作れなくなるが
他の細胞が結束を固めていく。
・年を取っても努力する、これは無駄ではない！！
頭の中には年を取ってからもちゃんとそれを
受け止めるメカニズムがどうやらあるみたいだ
ということが分かっています。
その回路を補強するような動きがまだまだある
のではないか！
一言でいえば、細胞は裏切らない！！
何かに熱中したり、夢中になったりすれば
たとえ老いても、脳細胞のスパイン（回路を結ぶ）
の活性化が再び起こりえることが、最近の
研究で分かりつつあります。
あきらめない！
どんな、経験も無駄にはならない。
あなたから細胞に働きかければ
細胞たちは、その努力を受け止め答えてくれる。
それが、あなたを支える細胞の力なのです。
-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
何回見ても感動です。
いつも頑張ってくれている細胞たちに
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「いつも私を支えてくれてありがとう。
これからも一緒に頑張っていきましょう。」
昨日は久しぶりに家にいたので、
以前ビデオに撮っていた、
「NHKスペシャル 人体ミクロの大冒険1」
という番組を再度見ました。
とても感動しましたので、
それをご紹介したいと思います。
↓内容は一部、抜粋しています。
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「60兆の細胞でつくられる私たち
それはひとつの小宇宙
つながり、まとまり、あなたをつくる」
成長をつづける私たちを内側から支える
細胞の秘密が今、明らかになってきています。
私たちはどのように育ち学び、
そして個性を育むのでしょうか？
最近、研究によって脳を作る神経細胞の秘密が
明らかになってきています。
私たちの学ぶ力を支える細胞たちの
知られざる戦略にせまります。
＜細胞、それはまるで自立している、ひとつの生きもの＞
第１回 あなたを創る！細胞のスーパーパワー
＊ミクロの世界をさぐる旅
番組の案内役は、IPS細胞の海の親、山中伸弥さん
そして、劇作家演出家、役者の野田秀樹さん
ゲストはヴァイオニリスト、葉加瀬太郎さん
まずは、
・細胞は戦略を持っている？
について、ダイエットに励んだお母さんから
生まれた子供はどうなるのか？
のお話で解説されています。
母親が妊娠の早い時期に、炭水化物の少ない食生活
をしていると生まれてくる子供への影響は大きく
子供は障害にわたって肥満になるリスクを抱えて
いることになるそうです。
実は、お母さんがダイエットに励んでいると
脂肪細胞に変化する割合が増えるのです。
赤ちゃんの細胞は、母親の栄養状態を母親から
メッセージとして感じ取ることができる。
そのメッセージにもとづいて、どの細胞になるか
を決めているのです。
お母さんが、栄養不足なのは、外の世界が食料不足
のせいに違いない。
脂肪細胞を増やして栄養をため込み飢餓を生き抜こう。
子供が太りやすくなったのは、お母さんのお腹の中で
細胞がそう判断した為だったのです。
細胞、１つ１つが周りを伺い、あなたを助ける。
実はこれ、あなたを作る６０兆の細胞達が日々行っています。
・わがままな細胞はいるのか？
残念ながら、年をとるとどんどん増えてきて
一番の典型例がガン細胞。
ガン細胞は元々、私たちの体の仲で一生懸命に
働いてくれていた、その細胞が、ある日突然
増えることだけで他の仕事をやらなくなってしまって
アンサンブルなんてどうでもいい、
自分だけが満足すればいい思い、がん細胞は増えて行く。
葉加瀬太郎さん曰く→ ６０兆の細胞の集合＝社会
という気がする。
人知れず働き、あなたを生かしている細胞、
その為に、細胞達はひたすら変化して行くのです。
・脳細胞
細胞達の中でも変化の激しい、
きわめつきともいえるのが、脳の神経細胞
その数は人間の場合８００億
８００億の神経細胞が作る森
私たちが何かを学ぼうとするとき
神経細胞が働きます。
脳っていうのは、
他の細胞に比べて１つ大きな特徴がある。
他の大部分の細胞は子供の時の細胞と今の細胞
は殆ど入れ替わっているが、脳の細胞は生まれた
時の細胞がほぼ残っている、そのままです。
ですから、子供の時にトレーニングされた、
トレーニングっていうのは脳の細胞同士が
回路を作る、手を結ぶその回路が子供の時に
形成されていて、それが今まで残っている。
小さい時にかなり作られてしまう。
・８ヶ月未満の赤ちゃんは、音の聞き分け
が正解率９４％
生まれたての赤ちゃんは神経細胞が活発に
動いている、ところが成長するにつれて
この動きは止まってしまい、新たな回路を
作るのは難しくなっていく、そうなると
同じ音を聞いても聞き分ける能力は
発達しません。
大人になるほど、活発な動きが止まり
新しい回路が作られなくなる。
しかしそれは、神経細胞があえて選んだ
戦略なのです。
ハーバード大学、ヘンシュ博士によれば
神経細胞はいつでも変化し続けようとする
性質をもっています。
でも、どうしてヘビの毒の様なものまで
使って神経細胞の動きを無理矢理とめるのか？
それこそ神経細胞の奥深い戦略なのです。
変化し続けることは、多くのエネルギーが必要で
その分、負担もおおきくなります。
そのダメージから身を守る為に、神経細胞たちは
自ら学ぶ期間を終わらせてしまうのです。
成長していく過程で、神経細胞たちは
活動を次々と止めていくのです。
まずは視覚、聴覚、体性感覚→運動、言語
→判断、計画（２０才で）
１０代のうちに殆どが止まってしまう。
でも諦めるのはまだ早い！
・細胞は次の一手を用意していた！！
人間には、特有の複雑な学習には
ミエリン化が関わってきます。
つまり、私たちの能力のほとんどは
ミエリン化のおかげなのです。
ミエリン化される場所は子供時代や青春時代
に何をしたかによって決まります。
そのため、その人ならではの能力を持つ様に
なるのです。
年を取ると、回路を作れなくなるが
他の細胞が結束を固めていく。
・年を取っても努力する、これは無駄ではない！！
頭の中には年を取ってからもちゃんとそれを
受け止めるメカニズムがどうやらあるみたいだ
ということが分かっています。
その回路を補強するような動きがまだまだある
のではないか！
一言でいえば、細胞は裏切らない！！
何かに熱中したり、夢中になったりすれば
たとえ老いても、脳細胞のスパイン（回路を結ぶ）
の活性化が再び起こりえることが、最近の
研究で分かりつつあります。
あきらめない！
どんな、経験も無駄にはならない。
あなたから細胞に働きかければ
細胞たちは、その努力を受け止め答えてくれる。
それが、あなたを支える細胞の力なのです。
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何回見ても感動です。
いつも頑張ってくれている細胞たちに
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「いつも私を支えてくれてありがとう。
これからも一緒に頑張っていきましょう。」
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